シニアNavi 岡山 vol.07 2012年秋号
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巻頭特集ほんとうの楽しみはこれから旅の楽しみ霊場めぐりや歩き遍路、語り部の先生とめぐる仏像の旅などを企画する「下電観光バス株式会社」の商品企画部専任課長、トラベルヘルパーでもある森恭子さんに伺いました。今はこころの旅を楽しむ時代学びの旅にときめく季節 一度行くとまた行きたくなる旅の一つに『霊場めぐり』があります。もちろん歴史のある旅ですが、それだけに奥が深いんですね。時代を超えて人々の心をとりこにしています。目的は人それぞれですが、食べて飲んで遊んでという旅にはない、こころの充足感を味わうことができます。 一口に『霊場めぐり』と言いましても、いろいろあります。皆さんよくご存じの四国八十八ヶ所霊場のほかに、四国別格霊場、西国三十三ヶ所観音霊場、大和十三仏霊場、瀬戸内海の神島や小豆島にも八十八ヶ所霊場など、数多くの霊場があり、それに合わせさまざまな霊場巡りの旅があります。こころの充足感増える楽しみ、残せる幸せ感動の遍路旅 皆さん一度は回ってみたいとおっしゃるのが『四国八十八ヶ所霊場』。これには先ほども申した『納経帳』 『納札』というものを用意するのですが、『納経帳』は各札所で御朱印をいただくもの。 御朱印は納経掛軸や白衣にもいただけますので、一つ一つ増えていく喜びがあり、ありがたい品として残すことができます。また、『納札』は、自分の住所や名前を書いて札所の納札箱に納めるものですが、巡った回数により、白札、緑札、赤札、銀札、金札、百回以上になると錦札になります。これも、一つの目標になります そして、定年間近の方に特に人気があるのが『歩き遍路』。お一人では心細い歩きの旅ですが、もちろん先達さんが同行しますので迷うこともなく、安全に歩くためのアドバイスをいろいろと教えていただけます。当社の場合は万が一の備えに旅行傷害の保険付ですし、バスが併走してくれますので、体調が悪くなればすぐに救援があります。1年ごとに阿波・土佐・伊予・讃岐の各道場を完歩しますが、道場ごとの『完歩証』の授与があり、全周しますと四国霊場会公認先達より完歩満願証が授与されます。 究極の巡りがいがある『歩き遍路』は、今や若い方にも海外のので、何度も巡っておられる方も大勢いらっしゃいます。当社のバス旅行でも、50回以上巡っておられる方もいらっしゃいますし、一年の内にほとんど途切れないほどツアーに参加する方もおられます。霊場巡りには、言い尽くせない魅力があるんですよ。お遍路巡礼用品森さんお納経とは札所をお参りして、写経を奉納し、お経をお唱えすることです。このお納経に対してご本尊様・お大師様が、その願いをお受け取り下さったことの「印し」が御朱印です。二度目からは重ね押しを致します。昔は、お寺にお参りした遍路は金属や木で出来た札を、山門やお堂に釘で打ちつけて行ったそうです。このことから、巡拝することを「打つ」といい、お寺を「札所」と呼ぶようになったということです。バスで行くお遍路の旅納経帳▶◀納札巻頭特集10

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