シニアNavi 岡山 vol.07 2012年秋号
24/44

朝日リハビリテーション専門学校校長(社) 日本理学療法士協会 代議員(社) 岡山県理学療法士会 会長 皆さんは何か趣味をお持ちでしょうか。私は、以前は多趣味であったのが最近は忙しく、なかなか趣味活動ができないのが実際で、何か趣味をお持ちですかという問いにいつも困ってしまいます。先日、趣味の一つである燻製づくりを本当に久しぶりに行いました。手作りの燻製の味を家族と懐かしむとともに、何とすがすがしい気持になったことか。そして準備段階から気持ちがわくわくするのを久しぶりに実感しました。 認知症の予防には、身体能力、知的能力、社会的能力を高めるような作業、要素が含まれている活動が有効とされています。小旅行などは、計画や準備から楽しめるのでうってつけといえます。 ある研究によりますと、認知症予防効果があるのは、知的活動としてはボードゲーム(将棋、チェス、オセロゲーム等)が最も効果があり、次いで楽器演奏でした。ピアノやギター、ハーモニカの演奏のほか、コーラスやカラオケも同様の効果が期待されます。身体活動ではダンスが高スコアで、次いで散歩、水泳でした。認知症の予防には “ときめき”も大事とされています。その点でもダンスをすることに効果があるのでは。絵を描くことや陶芸、工芸、編み物など指先を使う作業は脳を刺激し、血流量が増えて認知症予防や進行の抑制に効果があると昔から言われています。 ずっと仕事中心の生活を続けてきた人の場合、定年退職したからといってすぐに新しい趣味を持とうと思っても何をしたらいいか分からないという方は少なくないと思います。働き盛りの頃から時間をどうにか捻出し、何か一つでも自分の好きなこと、長く続けられそうな趣味を見つけておくことが、認知症予防のためにもとても大切なことです。今回ご紹介した予防効果があるといわれている知的活動、身体活動を参考にしていただければ幸いです。今からできる ! 疾病予防健康Navi岩田 清治 校長Kiyoharu Iwata岩田 清治 校長認知症にんちしょうシリーズ3趣味の活動で認知症予防理学療法学科 http://asahi.ac.jp/reha/0120-700-350健康ナビ24

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です