シニアNavi 岡山 vol.09 2013年春号
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【会 場】 岡山シンフォニーホール【参加料】 前売り券1500円      当日券1800円 【お問合せ】 「新老人の会」岡山支部事務局086・296・3968TEL.086-522-4078「新老人の会」岡山支部フォーラム日野原重明先生101歳記念講演会(直通/湯浅)TEL.090-4574-3692(事務局)〈養成講座・アドバイザーの活動ついてのお問い合わせは〉5月18日(土) インフォメーション取材協力●財団法人 健康・生きがい開発財団 岡山健康生きがいづくりアドバイザー協議会健生おかやま5生きがいづくり応援 生きがいとは、その人の人間としてのありようを表す言葉です。しかし、その意味はとても広く、日々の生活や仕事で感じられる達成感や幸福感といったものから、人生の意味や価値といった哲学的・宗教的な観念までを含んでいます。仕事に専念していた現役時代には感じられていた生きがいが、定年後に感じられなくなってしまったという方が最近増えています。それは今まで一生懸命打ち込んでいた仕事や子育てから解放され、目標を失ってしまうために起きる一種の燃え尽き現象。長寿になり定年後の期間が長くなった今、「余生」ではなく熟年期の最も豊かな時間であって、人生設計が必要になっているのです。 「岡山県健康生きがいづくりアドバイザー協議会(健生おかやま)」 では、そういった方々に向けた講座を設け、生きがいを持つ大切さに気づき、自分に合った生きがいに出会う機会を提供しています。  健生おかやまでは、講演会やセミナー、座談会や体験発表会など、さまざまな活動を行っています。中でも好評なのが公民館や企業、学校などに出向いて行う出前講座。「親と子の金銭教育」「悪徳商法の対処法」など、多彩なテーマで毎回、講座を行っています。特に、高齢者向けの講座で力を入れているのが「健康体操」「生活習慣病予防講座」といった健康をテーマにしたものです。せっかく生きがいが見つかっても、健康に不安を抱えていては満足に楽しむことはできません。講座を参考に、病気になる前に生活習慣に気をつけ、予防に努めてもらいたいのです。 それと、もう一つ大切なのが地域との繋がりです。仕事がらみの人とだけ接していると、定年になった途端にその人間関係まで失うため、外に出るのがおっくうになってしまいます。そんな時でも、地域を愛する気持ちや隣人への関心があれば、気持ちを家の外に向けることができます。そのためにも、地元の祭りなどに積極的に参加して、地域に根づいていく事が大事です。 定年後の期間をよく第二の人生と言いますが、私はそれは第三の人生だと思っています。第一の人生を30歳ぐらいまでとすると、幼児期から学校教育を経て社会人として自活できる人格形成期です。第二の人生は家庭を築き、社会で最も活躍する建設期で、一生懸命働くことのできる時でしょう。そうして定年後の第三の人生を、自分や地域のためにあると考えると自分のライフステージというものが何となく見えて来ます。充実したシニアライフを送るには、それに従って計画を立てておくことが大切なのです。 趣味の世界でも、ものになるには5年10年と時間がかかりますので、定年になっていきなり始めるのではなく、助走期間を設ける事をおすすめします。やる事が決まらないまでも、自分をじっくり見つめ直す期間は作っていただきたい。 誰にでも、仕事では見えない人間性や、その人にしかない能力や長所があるはずですから、それに気づく時間が必要なのです。 仕事にしても趣味の世界にしても、ご自身が経験した人生の中には、たくさんの知恵が詰まっているはずです。「お金と知恵はこの世で使え」と言いますが、定年後の人生はまさにそれ。命を全うし、生きた証として、たくさんの知恵を次の世代に授けて欲しいのです。生きがいについて考え気づく機会を健康と生きがいは表裏一体自分を見つめ直し生きてきた証を形に

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