シニアNavi 岡山 vol.11 2013年秋号
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「シンキングバック」と「手づくり」へのこだわりを忘れず、新発想で新たな リレーインタビュー/2011年創刊〈春号〉 石井正弘氏(岡山県知事)→〈夏号〉末長範彦氏(岡山トヨペット株式会社)→〈秋号〉小嶋光信氏(両備ホールディングス株式会社)→〈冬号〉桐→〈秋号〉上岡美保子氏(元ジェトロ・ストックホルム事務所長)→〈冬号〉高田武子氏(Western Piano ムジカクラブ、グループ風代表)→2013年〈春号〉原 憲一氏(山陽放送株式会社)Q.健康法についてQ.シニア世代へメッセージとの和を重んじたいという人の〝輪〞。皆さんの力をお借りして、やがて退任の時には大きな〝マル〞をもらいたいという願いも込めました。 その〝ゼロ〞からのスタートと割り切ったことで、これまでの延長線上にはない事業を思い切って展開することができたと思っています。世界的大女優で世界文化賞を受賞したソフィア・ローレンさんを倉敷に招待したほか、元米国国務長官のキッシンジャー博士を2度に渡り岡山にお招きして、フォーラムを開催しました。そのときのスポンサーである源吉兆庵さんからは、忘れられない言葉をかけてもらいました。「1回では成功したと言えない、2回行ってこそ協賛させてもらった意味が出てくる」。 そうした周囲のみなさまのご理解をいただき、今、新発想で展開する大事業があります。それが、来年11月にJR岡山駅前にオープンする「イオンモール岡山」につくるテレビ局です。このお話をすると、みなさん「サテライトスタジオですね」とおっしゃるのですが、そうではありません。当面テレビ塔は現在の場所に残しますが、報道・情報番組のテレビスタジオをはじめ、放送設備を移転し、番組をそこで制作し放送することになります。これは、おそらく日本にも世界にもない試み。キャッチフレーズは「世界に一つだけのテレビ局」です。 イオンさん側でも、西日本の拠点と位置付け、今までにはない展開を考えておられます。発表では、来館者数も年間2000万人を見込んでいるとのこと。岡山放送としては、交通情報や災害情報などの公共的機能を的確に果たさなければなりません。その上で、岡山のまちづくりまで視野に入れ、ダイナミックな新事業を実現していきたいですね。A.そうした大事業を抱えていますから、体調管理には気をつけています。東京時代は自宅の近くにジムがありましたので、早朝6時からプールでアクアウォーキングをしていました。岡山では、自宅から後楽園までバランスシューズを履いてウォーキングをしています。その後、朝食をしっかりと取る。10年前に胃の手術をしましたので、それからは妻が体調管理と食事管理に気を配ってくれています。A.シニア世代に向けては2つのキーワードがあります。一つは英語で言うと「シンキングバック(thinkingback)」。もちろん、よくありがちな昔の話を懐かしむだけではなく、前向きに人生を振り返ろうという意味です。僕は、生まれて今までの「クロニクル(chronicle)」自分史を書いています。出来事やそれに対してのコメントなど書き留めていますが、それが次世代へのメッセージにつながると考えています。 もう一つは「手づくりを心がける」ということ。デジタル時代を象徴するような放送局で仕事をしていますが、それだけに手紙を書く、手づくりでモノを作るということを心がけています。クロニクルも手書きで記していますが、これは広範囲で脳を活性化させます。手づくりの感覚を忘れず、いつまでも斬新な発想で新たな夢をかなえ続けたいものです。慶應義塾大学法学部卒業株式会社フジテレビジョン入社同編成局第二制作部長同秘書室長同社長室長兼フジサンケイグループ事務局長同編成制作本部編成制作局長同常務取締役編成・制作・広報・権利開発担当同専務取締役経営戦略統括岡山放送株式会社代表取締役社長就任みやうち まさき宮内正喜氏プロフィール生年月日昭和19年1月28日(69歳)出身地山口県昭和42年昭和63年平成4年平成9年平成11年平成13年平成18年平成19年27 シニア世代にエール

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