シニアNavi 岡山 vol.12 2013年冬号
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 さて、「陰陽論(いんようろん)」とは、東洋医学の基本的な思想で、すべてのものは陰陽に分けられるという考え方です。陰と陽のものをバランス良く食すことが、病気の予防につながり、健康な毎日を送るヒケツと考えられています。 薬膳は主に漢方を使って料理をしますが、この「陰陽バランス食」は、普段スーパーで買うような食材を使って料理をし、偏らない食生活で健康な体づくりをするということです。※陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)という考え方もあり、この場合はさらに水・金・土・火・木の5種類に分類されます。 腸が元気になると免疫力が上がり、健全な心、若々しさの維持と想像以上に効果が出ます。腸が体の調子を決めるといっても過言ではありません。 一般的には『腸は第二の脳』と言われていますが、東京医科歯科大学名誉教授藤田紘一郎氏は『腸こそ第一の脳である』と主張しています。確かに、生命の起源をたどっていくと、腸が生命の根幹であることがよくわかります。 地球上で生物が生まれたのは約40億年前。間もなくヒドラなどの腔腸動物が生まれますが、その後、生物が脳を獲得したのは今から約5億年前。ということは、約35億年もの間、ずっと腸が脳の役割をしてきたのです。つまり、生物の体の状況については、腸が脳よりも熟知していたということになります。 人においても、まず腸から先に出来上がり、その後に脳や臓器が作られます。体の司令塔といえば『脳』が常識でしたが、実は『腸』だったのです。 日本人は昔から『肚(はら)を決める』など腹にまつわる言葉をたくさん使ってきました。おそらく何をするにも、腹が肝心であるということを分かっていたのです。 例えば、お腹を温めると内臓の排毒機能が活発になり、溜まっていた老廃物を排出しやすくなります。腸内環境が浄化され整っていくと、免疫力も向上し食物から栄養を十分に吸収することができます。腸が強くないと、食べものを栄養として体内に取り込めません。結果そのまま外へ流れていく!そんなもったいない話はありませんね。しっかり浄化するために、まずはこの季節にオススメお腹を温める『鍋』はいかがでしょう! 鍋は抗酸化食事でもあり、体内の活性酸素を取り除いてくれる作用もあります。鍋を囲んで家族一緒に食べるという行為も、脳を活性化させることにつながるので一石二腸。家族みんなの腸が健康になり、脳も活発になるというわけです。高齢になるにつれ、腸の働きが低下し脳の働きも悪くなってきます。陰陽の食材をバランスよく取ることで腸の活性化を目指しましょう。連載陰陽バランス食とは長生きのヒケツは、〝腸〞を鍛えること!お腹を温めて腸の活性化にトライ!※いんよう健康寿命をのばす陰陽バランスごはんのすすめ英国IFPA認定(旧RQA)インターナショナルアロマテラピスト・フランス国家資格CAP認定エステティシャン&コスメトロジスト英国YSBA認定ニュートリショナルセラピスト・トータルビューティープランナー森安 規恵第1回 腸が若返れば脳が若返る!お話は…さんOG Presents34陰陽バランスごはんのすすめ

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