シニアNavi 岡山 vol.12 2013年冬号
37/52

OG GIKEN PRESENTS社会科学部/保健医療福祉学部/心理学部/地域創成農学部/平成25年度 吉備国際大学大学院保健科学研究科修士課程 保健科学専攻/6名博士(後期)課程 保健科学専攻/3名看護学領域、理学療法学領域、作業療法学領域基礎保健科学領域、臨床保健科学領域、地域保健科学領域保健科学領域をリードできる教育研究者および高度専門職業人を育成看護保健分野、リハビリテーション援助分野ともに協同・連携して探求できる●長期履修制度があります(平成24年度より) ●看護学、理学療法学、作業療法学などの医療系分野以外の方も  入学資格があり、社会人も学び易く配慮しています ●専門学校卒の方を対象とした「個別入学資格審査」制度があります※職業を有する方で、修業年限での修了が困難であることが認められ た場合、1年を上限として履修期間を延長できます※通信制大学院(理学療法学・作業療法学専攻)もあります (要臨床経験3年以上)募集人員入試広報室修士課程・博士(後期)課程学生募集【お問合せ】地域から世界、吉備発国際人。あなただけのステージがきっと見つかる。※外国語学部/※アニメーション文化学部 ※2014年4月開設37健康ナビ筋肉は80歳を過ぎても鍛えられる 歳を取って足腰の弱ってしまった高齢者に勇気を与えたのは、何と言っても80歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんです。 三浦さんは心臓病の持病を持ち、さらに60歳代の頃は、164センチの身長で体重が80キロを超えていて、糖尿病や高血圧、高脂血症を患っていたというのですから、全く普通のメタボおじさんでした。三浦さんがメタボを克服して70歳でエベレストに登ったトレーニング法は有名です。重い登山靴を履いた上に両方の足首に重りをつけ、さらに20キロのリュックを背負って歩いたのです。どこへ行くのもこの格好で、登山靴を脱いだのは天皇陛下から園遊会に呼ばれたときだけだったそうです。こうして、5年間の準備期間で、見事70歳でエベレスト登頂に成功したのです。 ただ、今回の80歳での挑戦では、激しいトレーニングをするわけにはいきませんでした。不整脈の心臓手術を行ったばかりで運動を制限しなくてはならなかったのです。体は鍛えたいけれども強い負荷はかけられないと言うジレンマに陥った三浦さんに、大学で運動生理学を専攻した息子の豪太さんが良い方法をアドバイスしました。それはEMS(エレクトリカル・マッスル・スティミュレーション)装置を使用するというものでした。これは病院で電気治療を行う低周波装置と原理的には同じ物です。EMSは皮膚に電極を貼り付けて、直接筋肉に電気刺激を行い筋収縮を起こします。特に、電流は高齢者で減少する速筋に刺激が入りやすいという特徴を持っているので好都合です。こうして術後の心臓に負担をかけずに筋肉を鍛えることができたのです。 三浦さんに学ぶことはたくさんありますが、特にリュックサックを背負って歩くというのは誰でも簡単にできることなので、自分の体力に合わせた重りをリュックに入れて歩く生活を始めてみませんか。河村 顕治 先生Kenji Kawamura吉備国際大学大学院保健科学研究科教授岡山大学医学部卒業医学博士/日本リハビリテーション医学会専門医/日本整形外科学会専門医河村 顕治 先生ロコモに効く筋肉の知識第4回

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です