シニアNavi 岡山 vol.12 2013年冬号
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同業者に聞く、業者選びのポイントナビ 今多いご依頼とかはどんなモノがありますか?若林 テレビで話題になったりするせいでしょうか。金婚式や退職記念の写真撮影に比べ、生前遺影の相談を受ける事が多いですね。ナビ 片付けで処分される物の中には写真などもありますか?國塩 ありますね。財産が残されている可能性もあるので、引き出しは全部開けて見ます。認知症の方のお宅だと、現金をはじめ通帳とか土地の権利書とか、大切な品がいたる所に置いてあるんです。そういうものをざっと調べ、必要な物は全部お返ししています。ナビ 祖父が亡くなり家を解体する時に、骨董業者さんが一点いくらで売れそうな壷などを持って帰ったけれど、中には価値のある品もあったのではと、今でも気になっているんです。林 本人が価値があると思っても、そうでないという事もあります。売るなら元気なうちに自分で処分するか、何をいくらで買ったかを付けておいてほしいとお願いしておくことですね。知り合いが骨董好きで刀を収集しているんですが、2万円で買ったのものが美術館に展示されるほどの名品だったり、業者さんにより値段がかなり違うんです。だから残すなら、遺族にもその価値がわかるようにしておくべきですね。ナビ そんな骨董も処分する事がありますか? またどんな業者さんがお勧めですか。國塩 私の知ってる業者さんはていねいに1つずつ説明してくれますが、中にはお客さんから少しでも安く仕入れて儲けようという人もいます。素人相手でも、誠心誠意わかりやすく説明してくれるとこは、まず信頼できると思いますね。 分野ごとに得手不得手があるので一概には言えないです。専門分野はその道の人にまかせないと嘘つくことになる。だから、私はリサイクルショップさんと骨董屋さんは分けてお願いしています。そうしないとお客さんに正しい金額の提示ができないし、私にはその価値がわからないですからね。ナビ どうやって業者さんを選んだらいいですか。國塩 必ず複数の業者さんに聞いてみて下さい。安すぎてもおかしいし、高すぎるのもおかしい。見積は大事です。ナビ 明細が大事って言いますよね。國塩 どれだけていねいに見るかが大事ですね。ひどいケースだと玄関でドア開けて10万ですとか言う場合もあります。そういうところに限って、後から「やっぱり無理でした。20万でした」とか言われることもあります。逆のケースもあって、前もってお見積をお出しした後に、当日行ってみると品物が増えていたりすることもあります。私のところでは買い取りも行っているのですが、市場価値が無い物の買い取りを、お願いされるケースもあります。解体の場合は「庭も家と一緒に安その部屋だけ手をつけずにご家族が普通に生活されたりしていることもありました。林 それでご家族が見かねてとか、ご近所から苦情があって片付けの依頼して来られることがあります。9親の家の片付け方

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