シニアNavi 岡山 vol.14 2014年夏号
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意外に知らない介護にかかるお金いくら必要? 介護のお金長生き・介護のリスクに備える知っておけば備えられる介護のお金自分自身の介護の備え…どうしていますか?配偶者や子どもに世話になりたくないと思うなら元気なうちに準備しておきたい介護にかかるお金。岡山で、介護における助け合いを理念にさまざまなサポートをおこなっている一般社団法人ライフケアサポート代表の近藤理事にお話をお聞きしてみました。要介護5の状態とは寝たきりの状態で食事・ 排泄・衣服の着脱のいずれにも介護者の全面的介護を要し、1日中 ベットの上。公的介護保険1割は自己負担です!ヘルパーさんによる身体介護 訪問入浴介護 週1回4,309円/h×3時間=12,927円/日×30日=387,810円 13,400円×4日=53,600円 訪問看護 月2回1時間5,764円×2回=11,528円 1ヶ月の総費用=452,938円 94,638円 35,830円 -358,300円 +自己負担1割分公的介護保険からの給付金要介護5在宅介護の場合 「老後は健康で元気に過ごしたい!」と誰もが願ってやみませんが、厚生労働省のデータを見ると、寝たきり・認知症などで介護認定を受ける人が約30年ほどの間に倍以上に増えています。また寝たきり平均期間は、男性が約8年、女性が約7年と言われ、70代を超えるとそのリスクが大幅に増えていきます。 さて、もし寝たきりとなり要介護5の認定を受けた場合、在宅で最低限の介護(上図参照)を受け、公的介護保険を利用しても、月額約13万円の自己負担金が発生します。その期間が5年あれば、なんと寝たきりでありながら、8百万近くのお金が必要になるのです。通常の場合、この金額以外に医療費やオムツなどの消耗品、嗜好品なども必要ですのでさらに多くのお金が必要になってくるのです。 近藤理事のお話では、公的介護保険ですべて賄えると思っている人が意外に多く、配偶者やお子さんへの負担として課せられ切実な問題になっているとのこと。そういった現状を踏まえ、近藤理事が代表を務めるライフケアサポートでは生活相談や地域のネットワーク支援に加え、介護保障に特化した互助会制度を実施しています。公的介護保険に加入する7割近い人が自己負担割合があることを知りません。公的介護保険は無料になる制度ではありません。1日3時間130,468円 1,565,616円 7,828,080円 1ヶ月で! 1年間で!5年間なら!公的介護保険を利用してもなんと ! これだけの自己負担金が必要です。知っておこうハートフルナビ34行政書士法人近藤事務所 代表社員/特定非営利活動法人チャレンジ21理事長/一般社団法人ライフケアサポート代表理事

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