シニアNavi 岡山 vol.15 2014年秋号
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 そのアイセックに入り、わたしは性格が変わったように行動的になりました。大学の委員長を務め、日本委員会の委員長になり、2年生の時には台湾へ初の海外旅行、3年生でアメリカにインターンシップに出かけました。インターンシップそのものは2カ月ほどですが、せっかくなのでメキシコに行ったり、ヨーロッパに渡ったり。インターンシップの給料などを貯金し、1年間休学して海外を見て回りました。 この団体は寄付によって成り立っていますので、企業のトップにお願いに回ります。特に経団連の事務総長に推薦をいただき、有名企業の社長さん方にも次々と会うことができました。このときの経験が、経済人としてのわたしの基礎を創ってくれました。Q.趣味と健康についてA.大柄な体格といわれますが、小学校6年生のときには身長は156センチ、胸囲は69センチと背は高いもののスリムな体形でした。それが高校時代に陸上競技を始め、やり投げや走り高跳びなどで、現在の体形になりました。その後は30代で硬式テニスをしましたが、ずっと続いているのは、趣味と言えるほどではないゴルフでしょうか。 わたしの本当の趣味は食い道楽。それも麺食いで、うどん・そば・パスタと麺類が大好きです。出張が多く、本社にいるのは1カ月で10日、多いときには半月以上も海外出張となるので、国内外で食を楽しんでいます。 まだまだ先ですが、リタイア後も食べ歩きは続けたいです。海外に出かけると、レンタカーを借りて旅を楽しみます。特にヨーロッパは都会よりも田舎の風景が好きでその道中を楽しむことにしています。南イタリアは風景も食べるものも大好きです。そういう旅を続けたいと思っています。 食事の贅沢が過ぎると健康には良くありませんが、その分、野菜を多く取るように心がけています。家庭菜園の採れたての野菜でオリジナルのジュースを作り、毎朝中ジョッキ一杯ほど飲んでいます。Q.シニア世代へメッセージA.岡山の人は貯蓄好きであまりお金を使わない印象があります。贅沢をしようというのではないのですが、シニア世代こそ好きなことを見つけて人生を楽しみ、そのためにお金を使わなければいけないのではないでしょうか。京都や金沢などは、食にもお金を使う人が多いので、良い文化が育ってきました。ヨーロッパでは街の広場にオープンカフェやオープンバーが店開きしますが、集まってくるのは若い人ではなく中高年。岡山だと、西川リレーインタビュー/2011年創刊〈春号〉 石井正弘氏(岡山県知事)→〈夏号〉末長範彦氏(岡山トヨペット株式会社)→〈秋号〉小嶋光信氏(両備ホールディングス株式会社)→〈冬号〉桐野宏司氏(瀬戸内エンジニアリング〈冬号〉高田武子氏(Western Piano ムジカクラブ、グループ風代表)→2013年〈春号〉原 憲一氏(山陽放送株式会社)→〈夏号〉川端英男氏(テレビせとうち株式会社)→〈秋号〉宮内正喜氏(岡山放送人生を楽し 岡山 中島 基善 氏 プロフィール昭和22年9月8日 生まれ(67歳)昭和46年 早稲田大学     政経学部経済学科 卒業昭和46年 佐野安船渠株式会社入社昭和49年 ナカシマプロペラ株式会社入社昭和55年 同社 取締役昭和59年 同社 常務取締役昭和60年 同社 専務取締役平成8年 同社 代表取締役社長平成20年 ナカシマメディカル株式会社     代表取締役会長      ナカシマホールディングス株式会社     代表取締役社長 現在に至るや城下あたりに、開放的に音楽と食を楽しむような場所があってもいいんじゃないかなと思います。そこにシニアが集まり、昼に夜に楽しんでほしいです。 どうしても、老後の不安ばかりがクローズアップされますが、楽しみを知っている人はそのために元気でいようと努力します。お金を抱えて閉じこもったのでは豊かな人生とはいえません。自分の足で自由に歩き食を楽しむ、それこそが大切です。 そこで自社製品の話になりますが、わが社ではプロペラ製作の技術を活かしメディカル部門を発足させ、人工関節を取り扱っています。アメリカなどではみなさん早くから人工関節を利用し、旅や町歩きを行動的に楽しんでいます。日本人は痛みを我慢しすぎます。高齢になりどうしようもなくなってから人工関節を考え始める人が多いのですが、遅くなるほど筋肉も弱り、リハビリも大変になります。歯のインプラントも普及してきましたが、手足には人工関節という選択があります。早く痛みのない体で長く人生を謳歌していただきたいです。 シニア世代が街に出てお金を使うことで、地域経済のみならず、地域の文化が育ちます。楽しみを知る豊かな人生は、豊かな岡山を創ってくれます。なかしま もとよし11シニア世代にエール

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