シニアNavi 岡山 vol.15 2014年秋号
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 冒頭で述べましたが、来年から相続税の基礎控除が大きく引き下げられます。これまで課税対象でなかったあなたのご家庭にも、税負担が求められることも覚悟しなくてはなりません。親御さんが元気なうち相続のことを具体的に考えれば、資産総額がわかり自分が課税対象のボーダーラインに掛かるかどうかも早めにわかり一石二鳥。早めに課税対象かどうかを判断することで、より有効な節税対策が可能になります。 相続税の節税対策の基本は、相続財産を減らすこと。もちろん課税が見込まれる分を自分で浪費しても、節税になるわけです。でも「節税しつつ息子や娘により多く残してやりたい」というなら、元気なうちに相続財産を子らに移転すること。移転の方法には贈与と売買があります。贈与税は税率が高いため、多額の贈与を行うと税金が高くなりますが、次のような贈与税がかからない特例の活用をまず考えてみましょう。●贈与税の基礎控除=1人に対して1年間に百十万円のワク内の贈与●住宅取得資金贈与の特例●相続時精算課税制度●教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置注意するのは、財産を贈与して3年以内に相続が発生すると、贈与した財産が相続財産に加わるため、相続税の節税にならないということ。また贈与税の配偶者控除(居住用財産の贈与)などの制度もありますが、子への代の住いの移譲にとても有利な「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」の相続税課税価格算入の条件が非常に厳しいものに変更されています。これらも親の元気なうちに、どうするかを考えて対策しておいてください。森脇 慎さん平成11年 税理士登録 同年6月 森脇慎税理士事務所開業岡山県中小企業再生支援協議会専門家岡山商工会議所経営支援センター専門家TKC創業経営革新アドバイザー親が元気なうち…は相続税対策にも有利お話をお聞きしたのは!相続前に財産を子に移転する〈無料相談のお申込み・お問合せは〉森脇慎税理士事務所/有限会社MMC岡山市南区新保1192-8 TEL. 086-206-5225森脇慎税理士事務所無料相談会を行っています。森脇慎税理士事務所では、毎月第1月曜日に無料相談会を行っています。相続税が、かかるかどうか知りたい、財産の把握や遺産分割の相談などに乗ってほしいなど、なんでもお気軽にご相談ください。相談は事前にお電話にてご予約ください。要予約居住用住宅の場合配偶者(居住継続)と居住(同居)しない子が共同相続配偶者子改正前共有の相続で、居住しない子でも80%減の適用あり80%減80%減配偶者居住しない子改正後取得者ごとに適用要件を判定80%減評価減なし配偶者居住しない子23定年世代の終活ナビ

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