シニアNavi 岡山 vol.16 2014年冬号
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この石の由来もその使われ方も知らないと思います。全国的に見てもこの種の発見は非常に珍しいのですが、文化財的価値が本当に無いのでしょうか? 今までの鳥居研究ではその様式についての調査研究が主体であり、たとえば、「神明造」あるいは「八幡式」「稲荷式」といった形式分類についてのものが多く、かつ「建築の付属物」としての扱いがほとんどだったと思います。では現在の石造鳥居の構造はどうなっているのでしょうか? 下記写真 は平泉・中尊寺塔中弁慶堂で解体された石造の鳥居です。柱脚部分に注目してください。写真 は柱が挟まる基礎石部分です。小型の石造鳥居であればこのように簡易な差し込み形式でも構造上問題はありません。ポイントは古代から現代までその構造には基本的に何も変化がない事です。 今回の粟鹿神社の基礎石の発見により、思いもかけない鳥居の施工技術史が日の目を見ることになりました。ここに紹介できることを感謝いたします。   Vol.6ユージーだからできること。現代の石造鳥居〒701-4303 岡山県瀬戸内市牛窓町鹿忍4544-5 TEL.0869-34-4561不動産などのお悩みをサポートいたします。建設業許可/岡山県知事許可(特-22)第1610号一級建築士事務所/岡山県知事登録第12260号宅地建物取引業/岡山県知事免許(8)第2824号いこい処 笑食亭建築事業(店舗・オフィス)ユージーハウジング(住宅部門)不動産事業土木事業建築事業(倉庫・工場)アイ・デザイン (一級建築士事務所)アグリ事業UG食堂好評営業中※2日本のお社は幾つかの系統だった形式に則って建築されています。建築史の世界では、3つのグループ(唯一神明造・大社造・住吉造)に分け、それ以外の神社の建築様式は全て3つの建築様式の亜流とされ区分けされている。①伊勢神宮内宮境内にある木(ヒノキ)の鳥居 この仕様が最も原始的なスタイル②出雲大社青銅製の鳥居 長州藩第3代藩主 毛利綱広の寄進(寛文6年1666年)③住吉大社石造の鳥居 鳥居の柱が四角形で ある事に注目④由加神社本宮 備前焼(陶器)の鳥居(C)解体された石造の鳥居(D)柱が挟まる基礎石部分「唯一神明造」「大社造」「住吉造」※2※2※2ゆいいつしんめいづくりしんめいづくりはちまんしきいなりしき(D)(C)17UGコラム

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