シニアNavi 岡山 vol.16 2014年冬号
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 瀬戸内海を挟んである四国には、「四国八十八ヶ所霊場」があります。この88ヶ所は、弘法大師・空海ゆかりの寺。平安時代には修験者が踏みしめた霊場の道、室町時代には僧侶の遍路道、やがて江戸時代には庶民の信仰の道として四国遍路が盛になりました。その歳月はすでに千二百年を超え、霊場巡りの歴史は人々の切なる願いに支えられています。昔から、この88ヶ所の霊場を全て回れば、大きな功徳を積んだことになるといわれています。 例えば、葬儀の作法の多くは〝亡き人に変わり追善の功徳をおこなうことであり、その魂を大いなる安らぎに導くこと〞と長い歴史の中で培ってきたものですが、四国遍路も同じ思いで回る修行の道。亡き人のため、大切なご家族のため、そして自分自身のため、千二百年にわたり踏みしめられてきた功徳の道です。 そのため遍路には約束事もあります。その、約束事やお遍路のマナーを教えてくれるのが、「先達さん」と呼ばれるお遍路のスペシャリストさん。だからこそ、一度は「先達さん」と四国遍路に出かけることをお勧めします。初心者はもちろん過去に回った方にも新たな発見をもたらしてくれる遍路旅となることでしょう。 1番から回ることを「順打ち」。逆に88番から1番を目指すことを「逆打ち」、好きな区間を分けて巡ることを「区切り打ち」と呼びます。実は、当初のお遍路には順番がなく、17世紀に真念によって書かれた「四国遍路道指南(みちしるべ)」によって、四国霊場のルートがほぼ現在の形に定まったと言われています。これは、いわば江戸時代の四国遍路ガイドブック。宿や名所についても案内があるそうです。 このように江戸時代まではルートが確立していなかったことから、四国八十八ヶ所霊場会も順番にはこだわらず、88ヶ所の寺院を全て巡れば、結願とします。さて、この「結四国八十八ヶ所霊場めぐりこれからの人生が、素晴らしい日々となるよう願いを込めてけちせんだつ/せんだちご年配の方や初めての方も安心!全16回春からはじめる…・どこから始めてもよい四国遍路お大師さまと先達さんに伴われ「儀礼文化」特別企画初回出発(第1回)平成27年 4/29(水)平成28年 3/24(木)~25(金)最終日出発(第16回)高野山のお礼参り1泊2日四国八十八ケ所霊場めぐり26参加者大募集

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