シニアNavi 岡山 vol.17 2015年春号
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 陰陽論は、東洋医学の基本的な思想で、すべてのものは陰陽に分けられるという考え方です。陰と陽のものをバランス良く食すことが、病気の予防につながり、健康な毎日を送るヒケツと考えられています。 薬膳は主に漢方を使って料理をしますが、「陰陽食」は、普段スーパーで手に入る食材を使って料理をし、偏らない食生活で健康な体づくりをするということです。※陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)という考え方もあり、陰陽に加えて木・火・土・金・水の5種類に分類されます。 東洋医学では、骨粗鬆症の予防には、「腎」や「脾」を強化する必要があるといわれています。 そして東洋医学でいう「腎」は、成長・発育・老化や生殖などさまざまな場面をコントロールし、エネルギーをためておく生命活動の基本で、骨・骨髄・腰と密接に関係しています。老化とともに骨がもろくなり、足腰が弱ってくる骨粗鬆症の症状は、「腎」の衰えと深い関係があるので、「腎」を補うことが中心になるのです。その「腎」を補う食物では「山芋・ゴマ・豆類・くるみ・エビ・イカなど」が良いとされています。 さらに「脾」も丈夫にすることが大事だといわれます。「脾」は消化東洋医学の思想の中には、【食養生】といって、陰陽食だけではなく、別の角度から体の異常な傾向性を検証して正すこともできるのです。そこで今回は骨粗鬆症の食養生についてお話したいと思います。連載※ 陰陽食(いんようしょく)とは長生きのヒケツは、〝腸〞を鍛えること!お腹を温めて腸の活性化にトライ!吸収の働きを担っており、食物から骨をつくる材料を吸収して骨まで運んで骨をつくるために重要なのです。「脾」を補う食材は、ヤマイモ・サンザシ・インゲンマメなどがあります。 最近の研究で、大豆イソフラボンが骨粗鬆症に大変良いことが明らかになってきました。中でも納豆はビタミンKも含まれ、特にお薦めしたい食品です。東洋医学における骨粗鬆症の食養生の要点は、「腎」を補い、「脾」を健やかに保つことにあります。ご高齢になられて骨量が少なくなったものを大幅に増やすことはなかなか困難なことですので、骨量や筋肉量がこれ以上減らないように心がける食事をすると、さらに安心して毎日を健やかにすごせるのではないでしょうか。森安 規恵 先生英国IFPA認定(旧RQA)インターナショナルアロマテラピスト・フランス国家資格CAP認定エステティシャン&コスメトロジスト・英国YSBA認定ニュートリナショナルセラピスト・トータルビューティープランナー※レシピレシピ骨粗鬆症の食養生OG Presents健康寿命をのばす 陰陽バランスごはんのすすめ第5回三つ葉納豆小エビ小麦粉片栗粉揚げ油レモン一把3パック50g少々少々適量少々材 料 (4人前)三つ葉一把は茎と葉を小口切りにする。適量の小麦粉と片栗粉と水で衣を作り納豆3パックと小エビ50gを混ぜる。揚げ油を熱して、  をスプーンで落とし入れて揚げる。レモンの絞り汁をかけていただく。1234作り方239陰陽バランスごはんのすすめ

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