シニアNavi 岡山 vol.20 2015年冬号
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 あまり知られていませんが日本のJIS規格で「畳」と認められるのは、素材が「い草」であり、厚みが55ミリに限ったものをいいます。その他のものは「畳のようなもの」とされ正式には「畳」ではありません。 ですので「福祉畳」として公認して頂くまで行政のルールを指導頂き、性能データ、技術評価、介護現場でのご意見を集積し、改良を重ねていきました。現在ようやく、県の新商品による新規事業分野開拓事業者の認定を受け、介護保険制度の要介護住宅改修助成の実績を得るまでに至っています。有限会社 ナカシマ建創岡山市南区福富中1-11-5TEL.086-264-7575info@n-tatamidesign.com転倒・転落リスクの予防に介護や医療の現場で見直される「福祉畳」畳がある暮らしを…安全性と快適性を追求した畳。特にご高齢の方の住まい、介護や福祉の施設などに積極的に使用していただきたいと日々邁進しています!wellnessTopic水に耐える車いすが使える「耐水くん」「ハートフル・スロープ」介護保険を利用して畳替してみませんか?※要介護住宅改修 今やベッドでの介護が当たり前になっている病院や介護施設が一般的ですが、畳を敷いた和室で過ごせる介護施設さんがあると聞き、岡山市南区にある老人福祉施設「うららか」さんにお邪魔してみました。「福祉畳」についてのご相談・お問い合わせ 以前から、ベットサイドや立ち上がる場所での転倒予防に何か良いものはないかと探していました。  そんな時、ナカシマ建創さんが開発された「福祉畳」を知り、これはと思い、利用をさせていただきました。畳縁がスロープになっているので段差がなくスムーズ、耐摩耗性もあるので車いすでの移動もラクラクです。適度なクッション性もあり何よりも汚れたら丸洗いできるというのが衛生的で気に入りました。そして摩擦係数をもシートに比べ滑りにくいことも知り、モニター利用で効果を実感しました。特に、認知症で多動症状がある方はベッドからの転倒リスクも高いので、思い切って4人部屋を畳部屋にしてみたところ、和室の雰囲気が落ち着くのか利用者さんの表情が豊かになり、多動による問題行動も軽減されました。在宅の方があまり環境が変わらず利用できる長所を活かして、今後はショートステイでも畳部屋を作ってみたいと思います。目指したのは公に認められる「福祉畳」機能に満足和みの雰囲気も好評です社会福祉法人一耀会老人福祉施設うららか有限会社ナカシマ建創中島 社長埋橋 施設長お話をお伺いしたのは…ウェルネストピック34

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