シニアNavi 岡山 vol.21 2016年春号
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シニア世代 OG GIKEN PRESENTSリレーインタビュー/2011年創刊〈春号〉 石井 正弘氏(岡山県知事)→〈夏号〉末長 範彦氏(岡山トヨペット株式会社)→〈秋号〉小嶋 光信氏(両備ホールディングス株式会社)→〈冬号〉桐ジェトロ・ストックホルム事務所長)→〈冬号〉高田 武子氏(Western Piano ムジカクラブ、グループ風代表)→2013年〈春号〉原 憲一氏(山陽放送株式会社)→〈夏号〉川端 英男氏(テレ会社中国銀行)→〈秋号〉中島 基善氏(ナカシマホールディングス株式会社)→〈冬号〉小林 清彦氏(株式会社アイビースクエア)→2015年〈春号〉ジョージ伊澤氏(クラブン株式会社)→〈夏文化と医療のネットワーク ました。社名のイメージもあり、デンショクはイルミネーションの企業と思っている方もいらっしゃるようですが、それはごく一部。ごく一部といえば、文化施設部を設立し、〝瀬戸内国際芸術祭〞や〝オカヤマ アート プロジェクト〞の作品にも関わるようになりました。 社外では、商工会議所や経済同友会などの活動に取り組むようになり、商工会議所においては景観環境委員会などに所属し、例えば「旭川さくらみち」の老朽化が進む桜の植え替え工事に関わってきました。これは、法律の関係で植樹が無理と言われていましたが、土手そのものの改良工事をおこなうことで植え替えが可能になりました。 平成25年度末からは副会頭に就任し、会員の皆様の便宜や岡山市の活性化を図る努力を続けております。Q.趣味についてA.高校時代は山岳部に所属し、1年に数回は大山に登っていました。北アルプスに上高地から上がり、ベースキャンプを張って、常念、槍ヶ岳、穂高と歩いたこともあります。大学に入学してからは文化系で、政治色のない政治研究会に所属していました。 現在は、健康のためにも歩くのが趣味。時に気が向くと数時間続けて歩いてしまいます。会社の周囲は風景に変化がないので、西大寺方面や曹源寺、旭川、後楽園など、4時間コースでアリーナまで歩いたこともあります。Q.これからの生き方についてA.個人的には、文化的な活動に関心があります。例えば、ユネスコは文化芸術を中心に都市を創造しようという「ユネスコ創造都市ネットワーク」を推進し、日本では金沢や神戸、名古屋などが加盟しています。戦後の日本は重厚長大といった産業に頼って力を増大させてきましたが、それを工業に頼らず文化で都市を活性化させようというのです。そこには一抹の不安もありますが、ドイツのザルツブルグなどは、モーツアルトの文化遺産で都市が大いに潤っているそうです。成功例を参考にしながら、個人としても経済活動と文化活動のバランスを考えて取り組む必要があると考えています。Q.今後の課題とシニア世代へメッセージA.国においても地方においても、もちろん個人においても、これからの重要課題は健康であり、増大する医療費です。 そこで、商工会議所や経済同友会で提唱しているのが、岡山を医療先進県とするための、IHN(Integrated Health-care Network)、統合医療ネットワークです。岡山市には、岡山大学病院、済生会総合病院、国立岡山医療センター、市民病院など、大病院が幾つかありますが、それぞれが医療設備の充実を図り、莫大な経費を投入しています。それは高い医療費となって患者側の負担ともなります。また、症状によってどの病院に行くのが最良の選択であるのか分からないままに病院を選んでいる現実があります。 IHNを進めることで、最適な医療ネットワークを構築し、各病院は効率的に医療施設を充実させ、市民のみなさんは医療費においても、治療においても最良の選択をすることができることを目指します。病院には大学の系列もあり、全てを網羅してネットワークを構築するのは至難の業ですが、IHNは進めるべきプロジェクトであると確信しています。 また、病気に対処する知識を健康なうちに、知ることはできないものでしょうか。専門的な病気の講座などを受講すれば、これが発病の原因であるといった話を聞くことができますが、病気になる前に何が原因になるのかを知りたいものです。ところが、元気な時にはなかなか関心を持つことができません。そこで、経済をテーマにした講演会などとカップリングして、こうした予防医学の知識を人々に広めることはできないものかと考えています。今後は、シニア世代の健康への努力が、自治体の未来にも関わってくることでしょう。15シニア世代にエール

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