シニアNavi 岡山 vol.23 2016年秋号
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連載英・仏にて国家認定のアロマセラピストの資格を持つ。フランスで学んだ栄養学や経験をもとに国内で栄養セラピーの講師としても活動中。陰陽バランス食講座や食材セミナーなど地域に根付いた講演会などをおこなう。本誌にて「陰陽バランスごはんのすすめ」を連載中。ユズコンセプト代表。森安 規恵 先生advisor 秋まで引きずる夏バテの解消法の一つとして有効なのが「甘酒」。最近ではスーパーマーケットでも手作りの甘酒が簡単に手に入るようになりました。残暑が年々厳しくなり、お料理も手抜きになってしまいがちで、ついついおそうめんやざるそばなど冷たい簡単な食事で終わらせてしまうことが増えていませんか? 冷たいものばかりを食べていると、体は陰性(冷たいカラダ)に傾きがちになり夏バテしてしまいます。そんな夏バテ予防にも役立ち、陽性で体を温めてくれ代謝を促す酵素たっぷりの「甘酒」をご紹介!冬の飲み物だと思われていた甘酒が、実は夏バテ予防に効く夏の飲み物だったという事実があるのです。江戸時代には、夏の飲み物として売られていました。俳句の季語を調べると、甘酒は今でも夏の季語となっています。 「甘酒」とはいいますが、これは米麹を発酵させたもので、でんぷん質を糖化させるため甘い飲み物になり、アルコール分は含まれていません。麹菌が繁殖するときに、ビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、イノシトール、ビチオンなど、すべての天然型吸収ビタミン群を作って米麹に蓄積させ、それが甘酒に溶出されます。ですから甘酒は、まさに総合ビタミンドリンク剤ともいえるのでしょう。 麹に由来する食物繊維とオリゴ糖が腸内環境を整えるので、便秘や肌荒れなどを予防・改善、体内の有害物質の排出に役立ちます。 さらに、ペプチド(たんぱく質を酵素で分解してできる物質)の一種である「アンギオテンシン変換酵素阻害物質」という物質は、天然の降圧剤といわれ本態性高血圧症の人に効果があるといわれているので、高血圧の方にはおすすめです。甘酒効果で夏の疲れを解消〝飲む点滴〞といわれる「甘酒」の驚くべき魅力をご紹介!夏バテだけでなく腸内環境を改善する飲み物としても注目を浴びています!健康寿命をのばす 陰陽バランスごはんのすすめ第10回材料 (1人分)甘酒50g豆乳100gお好みトッピング・おろし生姜少々・きな粉・黒ごま甘酒ラテ「甘酒ラテ」分量を合わせて混ぜるだけ。お好みの材料をトッピングしてカンタン甘酒ラテのできあがり!発酵食品の甘酒は酵素やビタミンがたっぷり含まれています。陰陽バランスごはんのすすめ36

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