シニアNavi 岡山 vol.23 2016年秋号
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巻頭特集晴れの国おかやまでココロ晴ればれ こうして整理していくと、クルマの費用対効果や代替えの交通費との比較も考えることができます。クルマで出かけると、ガソリン代だけではなく、駐車料金がかかることも。ちゃんと計算してみると、ずいぶんな出費になっていることもあるでしょう。 そして、重要なのは、これまでクルマをどう使っているかだけではなく、これからどういう生き方をして、どう使っていきたいかということです。「まだまだ仕事をしたい」「これからは社会参加したい」「趣味に生きたい」といろいろな生き方があると思います。それによって、車を使う頻度や重要性も変わってくるでしょう。 私は、最近、歩いて移動することを心がけるようになりました。近くのバス路線や電車ルートを調べると、小旅行にいく気分でワクワクします。もちろん、歩くと季節の風が心地よく、五感で風景を感じることもできます。自動車での移動は、点と点を結ぶだけで、途中の楽しみは少ないものですが、歩けばさまざまなものが見えてきて、人とのふれあいも楽しくなります。歩き始めて、〝ウォーキング〞が健康寿命を延ばせることを実感しています。 家族や周囲の人から、「もうそろそろ車の運転はやめて」と免許証を取り上げられる前に、これまでのクルマライフに感謝し、免許証やマイカーに「ありがとう」と言って、自分自身でクルマ人生からリタイアすることを考えたいと思っています。取り上げられる方だけでなく、取り上げる方もつらいものです。ましてや、人身事故など起こしてしまえば、笑うことも許されないような日々を過ごすことに。家計の面だけでなく、家族みなさんの幸せを考え、クルマ人生からの自主的なリタイアを考えてみてはどうでしょうか。 例えば、事故を起こさず維持し続けて来た保険の等級を家族に引き継ぐことができるケースもあります。自動車を子どもさんに譲るだけではなく、保険の有利な等級も引き継ぐことができるのです。とは言っても、クルマがなければどうしようもないという地域にお住まいの方もおられます。タクシーでさえカンタンに呼べないところもありますから、クルマをなくすことが命取りになる地域があるのも事実です。かといって、事故を起こすまでクルマに乗り続けるのも背負うリスクが大きすぎます。これからは、行政も巻き込んで地域全体で、シニア世代のクルマ人生を考え、対策を講じていかなければならないでしょう。そうして、共に助け合い、誰も不幸にしない、クルマ社会でありたいですね。損得を超えた幸せな選択を車の維持費をチェックしてみましょう!1年間にかかる任意保険料車検代重量税4.5.6.円円円自賠責保険料消耗品代車両代等7.8.9.円円円ガソリン代自動車税駐車場代1.2.3.円円円合計円●2.自動車税---通常2000ccクラスの場合、39,500円 軽自動車の場合7,200円または、10,800円(H27年4月以降の新車登録から) ●5.車検代---車検時2年分の場合1/2 ●6.重量税---車検時2年分の場合1/2(2000ccクラス12,300円/年)車両重量、エコカーか、初度登録から13年・18年を経過したかで異なります。 ●7.自賠責保険料---2年分の場合1/2(自家用車13,920円/年 軽自動車13,185円/年) ●8.消耗品代---点検代・オイル交換・タイヤ交換・バッテリー交換・パンク修理・クーラーガス補充・洗車・ワックス等 ●9.車両代等---車を購入時にかかった金額(税金等含む)÷乗る年数※これ以外に、万一事故を起こしたり、事故に巻き込まれたりした場合、修理代などがかかります。7巻頭特集 クルマに頼らないスローライフ

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