シニアNavi 岡山 vol.23 2016年冬号
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 シニア世代が増えた今、テレビや雑誌には健康法の情報があふれかえっています。 腹筋を鍛える。散歩をする。スクワットをする。片足で1分間立つ。ラジオ体操をする。スポーツクラブにいく。ゲートボールをする。プールで泳ぐ。ゴルフ、テニス、ヨガ、太極拳、社交ダンスなどなど、いろいろあってどれがいいのか迷ってしまいますね。とりあえず昨日テレビで見た体操をやってみたけど3日後には忘れてしまっている。そういったことは私もよくあります。そもそも健康のためといっても、新しく何かを始めるのはめんどうだという気持ちはよくわかります。健康に長生きするためにはなにか特別な良い方法があって、それを始めれば楽になる。本当にそのとおりならば素晴らしいことです。 ところが実際なにかし始め若い頃はなんでもなかった仕事や家事が、ふと気がつくとしんどくなってうまくいかなくなります。「なにか良い健康法はないかな?」と考えているみなさんに今回は“続ける力”のお話です。Kurashiki Riverside Hospital Presentsると体がしんどいので長続きしない。こうして運動せずラクな生活に流されれば、老いはますます早まります。でもここで大切なことは〝続ける〞という力なのです。じつは少しつらいなというくらいの仕事や悩み事が常にあって、そんな生活をもたつきながらもできる範囲で〝続ける〞ことが健康に良いのです。 自分の周りで若々しく健康な人を思い浮かべてみてください。農家や自営業で70代80代でも現役で働いている人は仕事で体と頭を使っているので定年で仕事を辞めた人と比べると筋肉があり、話の受け答えもしっかりしています。犬を飼って毎日一緒に散歩している人も元気な人が多いです。 定年で仕事がなくなる男性とちがって、女性は家事をずっとし続けるから長生きで↓Doctor’s Column32

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