最新号 2017 春 vol.25 12月15日発行|シニアNavi岡山
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第5回「歴史見聞録」ミニセミナー参加者募集!開催日時5月6日(土)10時〜お申込み詳細は巻末47ページをご覧ください。参加無料④麓まで下りると南側に東西に延びる山陽新幹線の高架橋が見えてきます。現在では畑になっていますが尾上車山古墳(多段丘前方後円墳で別名・ギリギリ古墳)とすぐ西にある矢藤治山古墳(現在は古墳の真上に鉄塔が建つ)の間を国境線が引かれていました。⑤新幹線の高架橋をくぐると平地が開け、新興住宅が建ち並ぶ中に真南に向かって1本の用水路が走っています。この用水路の名前が「境目川」。かつての国境線です。南に歩いていくと旧国道2号線を渡るこの辺りから「境目川」の堤脇に所々石柱が立っています。江戸時代、この辺りは備前国久米村・今保村と備中国延友村の間で境界争いが起き、水争いも絡んだ大騒動が五年に渡って続いていました。その為、境目川沿いに十三ヶ所、計二十六本の国境石(石柱)が立てられ大切に守られてきたのです。現在ではその数も減り、僅かに残された大切な文化財となっています。 境目川を真南に進むとやがて「足守川」にぶつかります。直ぐ近くにはその名も「曳船橋」と命名された橋が架かっていますが、当時の雰囲気を伝える物は何も残っていません。 今回は番外編として地元の人でも殆ど知られていない国境線と其の痕跡を紹介しました。車を使うと僅か二時間程度、実際に歩いてみても半日行程で走破できる距離です。時間があれば吉備の中山の山中に分け入り、稜線に沿って歩くと「元宮磐座」や「奥宮磐座」「天柱岩」「穴観音」等々古より大切に守られてきた多くの遺跡を目にする事ができます。また、眺望も素晴らしくハイキングコースとしても人気が高く多くのハイカーも日々登っておられます。それに加えて昔の国境の痕跡を訪ねるハイキングは興味深いと思いませんか?是非一度、このルートの走破にチャレンジしてみて下さい。充足度、100%です。Vol.15行って発見 !見て感動 !⑥足守川に架かる曳舟橋(欄干に名前が記されている)さいごに予備日・5月7日(日)小雨決行第5回は本誌コラムで紹介した場所を実際に訪ねてみよう!野外講座児玉博文ブログ「日本建築見聞録」。本誌掲載コラム以外の話題も盛りだくさん!④尾上車山古墳④尾上車山古墳⑤境目川⑤境目川いわくら456UGコラム24

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