シニアNavi 岡山 vol.26 2017年夏号
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井上社長◆私は、常々「儀礼文化」こそが人間の根源的な文化であり、すべての文化の元になっていると、その重要性を説いています。そんな私の主張するところを力強く支え、何より導いてくださっているのが、お二方ということです。河野老大師から、あるいは黒住教主から教えていただいた「儀礼文化」を皆さんにお伝えするのが私の務め。それぞれ、大変な役目を担っておられる方々ですから、なかなかこういう機会があるわけではないでしょう。私の仕事を通じ、またこうした機会を橋渡しして、お二人の知恵や心を皆さんにお伝えしていきたいと考えております。 宗教というと、身構えてしまう方も大勢おられますが、神社に寺院に気軽に足を運ばれるだけでなく、その教えにふれる機会を持つことで、多くの生きる知恵をいただけます。心を患う方が多い現在ですから、儀礼を大切に人にも自然にも「おかげさまで」という感謝の思いを持つことを実践し、また、若い方々に語り伝えるのも我々の役目ではないでしょうか。黒住宗晴氏が教主を務める「黒住教」は、備前岡山藩の守護神社・今村宮の神官であった黒住宗忠教祖が、江戸時代の文化11年(1814年)に開いた教派神道です。本部の神道山頂上には、日の出を迎える「日拝所」があります。毎朝この場所で「日拝式」が欠かさず行われ、一般の方も自由に参拝することができます。河野太通老大師がご住職を務める「龍門寺」は、臨済宗妙心寺派の禅寺で、「不生禅」を説かれた盤珪国師の根本道場として寛文元年(1661年)に創建されました。当時の遺構をそのままに350年の法灯を持続している貴重な寺院です。太通老大師が師家である「大衆禅道場」があり、一般の人々にも開放されています。〒671-1242 兵庫県姫路市網干区浜田812TEL.079-272-1276〒701-1212 岡山市北区尾上神道山TEL.086-284-2121巻頭特集にあたり、「シニア世代が心豊かにより良く生きるお話」をいただきたいという編集部のお願いに、快く応じてくださった河野太通老大師、黒住宗晴教主に心より感謝いたします。また、実現に向けてご尽力くださった井上峰一社長にも深く感謝いたします。仏教と神道は日本の歴史上では神仏混合の時代が長くあったとはいえ、異なる宗派の長であるお二人が、人々の幸せを願い、真実の前に心を開き、親交を深めるお姿に心打たれました。考えが固まり、物事にこだわりがちなシニア世代ですが、心を柔らかく保ち、良いと思うことに挑戦する姿勢を持ち続ける素晴らしさを教わりました。読者のみなさんも、特別座談会の珠玉のお言葉から、より良く生きる糸口などを見つけられ、心身共に健やかな日々をお過ごしになられることを願います。Special Thanks〒710-0042 倉敷市二日市511-1TEL.086-429-1000臨済宗 妙心寺派 龍門寺神道山 黒住教本部24時間365日対応エヴァホール◆宿泊関連設備完備 ◆駐車場完備11巻頭特集 よりよく生きる

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