シニアNavi 岡山 vol.26 2017年夏号
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生きがい・やりがい・働くよろこび 「在職老齢年金」とは、60歳を過ぎて年金をもらいながら働いている場合、年金と収入の額によって年金の一部または全額が支給停止される制度のことです。 まず、厚生年金に加入しない(自営やフリーランス)で60歳以降に働く場合は、いくら働いても年金の減額や停止はありません。厚生年金や共済年金(☆)の適用事業所で働く場合も、その会社の社会保険に加入しない範囲で働く場合は年金の減額や停止はありません。基本的には年金をもらいながら会社の社会保険に加入した場合に、在職老齢年金の対象になります。 A60歳以上65歳未満、B65歳以上で計算方法が異なります。また、現在65歳になるまでにもらえる年金は、会社勤めをしていた人に「特別支給の老齢厚生年年金をもらいながら損をしない働き方年金をもらいながら働く場合に気をつけたい「在職老齢年金」支給停止の仕組み社会保険労務士、CFP®認定者、一級ファイナンシャル・プランニング技能士、健康生きがいづくりアドバイザー。年金セミナーや家計管理ゲームなど暮らしに合わせたお金のアドバイスを中心に岡山で活躍中。くらしとお金のコンサルタント(株)ライフコンサルタント岡山吉田 洋基 さん年金をもらい始めても元気なうちは働きたい。でも少ない年金を減額されてしまうのも避けたい…一番得になる年金のもらい方、働き方は?シニア世代の今後の生き方を左右する大切なお金の管理について株式会社ライフコンサルタント岡山吉田さんにお伺いしました。基本月額10万円/月+総報酬月額相当額が18万円までなら年金は全額支給。基本月額10万円/月+総報酬月額相当額が20万円=計30万円で2万円オーバー  2万円の1/2=1万円が減額される基本月額10万円/月+総報酬月額相当額が36万円=計46万円  減額されない基本月額10万円/月+総報酬月額相当額が36万円までなら年金は全額支給。☆「共済年金」平成27年10月より共済年金も厚生年金に一元化されました。★総報酬月額相当額とは…その月の「標準報酬月額」+その月以前の1年間の賞与を12ヵ月で割ったもの。「標準報酬月額」は月給額ではなく、月給に基づいた特別な表があるのでご注意ください。※総報酬月額相当額などの基準額は毎年4月に見直されます。【60歳以上65歳未満】の場合【65歳以上】の場合[注意事項]【例】【例】金」として特別に支給されているもの。受取りを先延ばしにしても増えませんし、時効でもらえなくなるリスクもあるので、必ずもらってください。65歳以降の年金は受取りを先延ばしにした場合は、後々もらえる年金額が増えます。65歳になるまでの年金と65歳になってからの年金は、別のものだと考えてください。基本月額+総報酬月額相当額(★)=月28万円を超えると、超えた金額の1/2が減額される基本月額+総報酬月額相当額(★)=月46万円を超えると、超えた金額の1/2が減額されるA.B.生きがい・やりがい・働くよろこび16

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