シニアNavi 岡山 vol.26 2017年夏号
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  岡山県総社市に残る古代山城遺跡「鬼ノ城」は昭和61年に「国指定史跡」に指定されました。現在、西門が復元されています。 その復元工事は本格的で土塁には「版築工法」が採用されています。 今回取上げるテーマは古代の西門築造に採用された当時のハイテク技術である「扉の軸受」と敷石として加工された「蹴放」について紹介します。  古くより洋の東西に関係なく扉の基本構造は同じです。ローマ市内中心部にある「パンテオン神殿」には二千年間毎日開け閉めされている木製の扉があります。 我国にも古代に築造された大建築や砦の城門には木製の大扉が取付けられ日々開け閉めされていました。その大扉を支える機構が「扉の軸受」だったのです。 西暦663年に倭国は白一級建築士「近代建築施工技術史研究会」会長。明治・大正・昭和初期までに開発された建築施工技術とそのルーツを調査研究。特に「伝承されなかった幻の建築技術」の発掘をライフワークとし全国行脚中。行って発見 !見て感動 !児玉 博文文・写真ユージー技建株式会社設計部・部長建造物からひもとく歴史見聞録建築士児玉 博文のはじめに「扉の軸受」と「蹴放」についてはんちくけはなし「鬼ノ城に残る古代のハイテク技術」〜大扉の軸受と蹴放〜けはなしけはなし※注1※注2はく版築工法による土塁版築工法による土塁版築工法による築地塀版築工法による築地塀「法隆寺」「法隆寺」「鬼ノ城」UGコラム22

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